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赤れんが郷土館
「赤れんが郷土館」は、赤れんが館、管理棟、収蔵庫の三棟からなりますが、このうち、赤れんが館は、秋田銀行本店として明治末期に建設されたもので、国の重要文化財に指定されています。
一階が白タイル、二階か赤れんがのルネッサンス様式の外観には、思わず目を引きつけられます。
一方、色タイルの床や、総けやきの応接室、白大理石で造られた二階への階段、天井のレリーフなど、細部にまで趣向を凝らした内装には、豪華なバロックの手法が取り入れられています。
館内には、郷土の版画家・勝平得之(かつひらとくし)記念館が併設され、二階には、鍛金家・関谷四郎記念室があります。
関谷四郎は秋田市出身で、作風に異なった金属を接合させる「はぎあわせ」という、非常に高度な技術を要する技法を取り入れ、1977年に人間国宝に指定された人です。
二階の展示室では、9/1(土)~11/25(日) まで、『得之が描いた「心の風景」』と題した企画展示が行われます。郷土を愛し、一貫して秋田の自然や風俗を題材にして、作品を発表し続けた勝平得之。紙漉の家業のかたわら、独学で版画を学び、独自の彩色版画の技法を生み出した得之の作品は、素朴で力強く温かみがあり、非常にユニークです。
得之の描いた昭和前期の秋田の風景の数々をは、私たちに、失われた「心の風景」を生き返らせてくれるかもしれません。
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